開発・技術戦略リーダー養成コース
【受講者インタビュー】

殻を破り、 “志” で周囲を巻き込む次世代リーダーへ
SCSK株式会社
CX事業本部CXMO部第一課課長
山﨑 良紀 氏(2022年度受講)

BtoB向けのシステム開発に約10年間従事した後、新規事業開発部署へ異動。DX事業を中心とした新規事業開発・サービス企画の推進というミッションを担う中で、本コースの受講を自ら志願しました。
異業種交流と超一流の講師陣による講義を経て、自身の中にどのような変化が生まれたのか、お話を伺いました。

1. 受講のきっかけ:新規事業開発の壁を乗り越えるため、自ら「手上げ式」で挑戦

システム開発のプロジェクトマネージャーとしてキャリアを積んできましたが、新規事業開発という「0から1を生み出す」ミッションに直面した際、自社内だけの視点や既存のやり方だけではアイディア創出に限界があると感じていました。
自らのスキルアップと事業の成功に強い危機感と問題意識を持っていたため、会社の制度を活用して自ら手を挙げて受講を決意しました。

2. コースの魅力:超一流の講師陣から学ぶ「事業の本質」と、心に刺さった “志”

プログラム全体のクオリティや満足度が非常に高かったのはもちろんですが、何よりも第一線で活躍されている講師陣の質に圧倒されました。
特に印象に残っているのは、株式会社マクアケの共同創業者である木内文昭氏による講義です。
「最後は人の『志』だよ」
この言葉は、新規事業開発で行き詰まっていた私の心に深く刺さりました。実際のビジネスでは、ロジックだけでなく、先方(相手)に賛同してもらうことが不可欠です 。「自分の “想い” に対して熱量を持って周囲に伝染させ、顧客やパートナーと一緒に新しいものを作っていく『志』のスタンス」 の重要性を、身をもって学ぶことができました。
また、異業種他社のメンバーと仮想事業化プロジェクトのワークを行ったことも大きな財産です。社内ではどうしても上下関係やしがらみが発生してしまいますが、バックグラウンドの異なるメンバーとフラットな立場で、国の背景や人々の課題、企業価値を照らし合わせながら本質的な議論ができたことは、日常業務では得られない貴重な経験でした。

3. 受講後の行動変容:マネジメントと実業務の双方で起きた「3つの変化」

本コースでの学びは、受講後の私の行動を大きく変えるきっかけとなりました。具体的には以下の3つの変化を実感しています。

① 「正論」から「共感」へ:人を動かすアプローチの転換
以前の私は、システム開発のプロジェクトマネージャーリーダーとして「ロジック」や「効率」を最優先に語りがちでした。しかし、新規事業という正解のない領域では、正論だけでは組織も顧客も動かないことを痛感しました。講義を通じて「最後は志」という言葉に出会い、まずは自分自身の「なぜこの事業を成し遂げたいのか」という熱量を言葉にすることから始めるようにしました。その結果、社内のステークホルダーやパートナー企業からも「そこまで言うなら一緒にやろう」という共感を得られるようになり、プロジェクトの推進スピードが劇的に向上しました。

② 「受託マインド」を打破し、顧客の事業成長に責任を持つ「伴走者」へ
これまでは「システムを完成させること」がゴールになりがちでしたが、受講後は顧客のCX(顧客体験)やLTV(顧客生涯価値)の向上という、より高い視座から提案を行うようになりました。現在は、小売業や製造業をはじめとするお客様に対し、単なるIT導入ではなく「DX成熟度診断」などを通じて、顧客の業務プロセスそのものをどう進化させるかを共に考える「伴走型」の支援を実践しています。
自分の「志」を顧客の成功に重ね合わせることで、提案の深みと信頼関係が格段に変わりました。

③ 異業種の知見を糧にする組織文化の醸成
異業種交流での議論を通じて、自社の常識が他社の非常識であることを知り、多角的な視点で物事を捉える癖がつきました。これを自チームのマネジメントにも取り入れ、メンバーにも社外の視点を持つことの重要性を伝えています。
生成AIなどの最新テクノロジーをどう事業に組み込むかといった課題に対し、自社だけで抱え込まず、外部の知見を積極的に取り入れながら、チーム全体で「新しい価値を創出する楽しさ」を共有できる組織づくりに注力しています。

4. どのような人にこのコースを受けてほしいか?(受講検討者へのメッセージ)

次世代のリーダーを目指す方、特に以下のような課題を抱えている方に強く受講をお勧めします。

  • 社内に閉じて視野が狭くなっていると感じる方 他業種・他業界の優秀なメンバーと議論することで、自分にない価値観や考え方を吸収し、業界課題やビジネスの種を見つけるきっかけになります。
  • 新規事業開発やサービス企画で壁にぶつかっている方 技術的な視点だけでなく、マーケティング視点やビジネスモデルの構築、さらには社外パートナーを巻き込むイノベーションの進め方を体系的に学べます。
  • ロジックだけでなく、推進力を磨きたい方 超一流の講師陣から「事業へ懸ける想い」を実際に聞くことで、自らのミッションに対する思いが強まり、周囲を巻き込むためのマインドセットを手に入れることができます。

自らの意志で一歩を踏み出し、社内を、そして社会を変えるリーダーを目指して、ぜひ挑戦してみてください。