ロジカルな思考力を鍛える問題解決力強化セミナー

株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング
プロフェッショナル・アソシエイト
ロジカルな思考力は実際に使いこなしてこそ意味がある
ロジカルな思考力の重要性は今では広く知られ、学ばれるようになりました。
かつては、「ロジカル・シンキング」を学ぶのは40代半ば以降の管理職の方が多かったのですが、最近は、20代後半から30代が中心になり、また世代が以前よりも幅広くなりました。新入社員研修で「ロジカル・シンキング」を学ぶ企業も多いようです。
ビジネスには「ロジカル・シンキング」が必須であり、入社早々から身につけるべきだという認識が企業に定着していると感じます。
しかし、思考法についての知識があることと、その思考法を使いこなせることとは別問題です。思考法を使いこなして、問題を解決することに意味があります。
こうした中、ロジカルな思考法の上手な使い方を知りたいというニーズが高まっていると感じています。
「ロジカルな思考力を鍛える問題解決強化セミナー」は2日間の研修で、実際にどのようにロジカルな思考法を使っていくか、ケース演習などを通じて実践的に身につけていきます。
ロジカルな思考力は、課題解決を検討する際の一番の基軸になる考え方です。
経営課題、組織問題、業務課題など、領域を問わずどのような課題に対しても活用できます。
幅広くさまざまな問題を解決するための中心となる思考法を学び、その活用のしかたを身につけたいと思うあらゆる業種・部門のビジネスパーソンに勧めたいセミナーだと考えています。
3つの思考法を実際に使いながら身につけていく
このセミナーでは、「ロジカル・シンキング」以外にも「クリティカル・シンキング」と「クリエイティブ・シンキング」も学び、3つの思考法を身につけていきます。
クリティカルで視野を広げて、ロジカルで内容を体系化し、クリエイティブで新たな発想するという流れです。
クリティカル・シンキングでは、自らの着想に偏りがないか、ものの見方が偏っていないかなどゼロベースで大局的に考えていく思考姿勢を身につけます。
次にロジカル・シンキングでは、考えていることを整理・構造化し、また推論する方法を学びます。「MECE(モレなくダブりなく)」で一つ一つの要素を分類するところから初めて、最終的には問題解決の演習に取り組んでいきます。
2日目に学ぶクリエイティブ・シンキングは、前例がないようなことを考え出したり、他にないようなことを発想したりする思考法です。いままでの考え方、やり方を踏襲するのではない問題解決のための方向や具体策を導き出すために有効です。たとえば、生産部門で改善を図る時には、生産や管理のしかたを今までにない姿に根本から変える、またそれを実現するための新たな方法を取り入れる発想が必要です。効果につながる問題解決のための大事な思考法です。
受講者からは「ケース演習に取り組んだことで、実際に思考法が身につき、使い方がわかった」という感想をよくいただきます。
ロジカル・シンキングなどについての知識はあったが、これまでは自己流で問題解決を行ってきた。しかしケース演習などで実際に思考法を使い、「このように考えるのだ」と実感できたという方が多いです。
受講者の多様性の高さの中でより深い学びに
特定の業務に対象を絞っているわけではないため、受講者の幅が広いのがこのセミナーの特徴です。さまざまな業種に亘るのはもちろんのこと、部門も生産、マーケティング、営業、事務と実にさまざまです。
年齢層は入社年次で言うと5年目くらいの方が一番多いでしょうか。20代後半から30代前半がコアで、続いて40代前半くらいまでの方が多く受講されています。
年齢層が上の方の参加動機として、マネージメントに入っていく前に改めてロジカル・シンキングなどの思考法の使い方を学んでおきたいという方も多いです。
セミナーでは、受講者の業種・部門が多様であることが、特にグループワークに取り組んでいく中で大きなメリットになっています。
たとえば、クリティカル・シンキングでは、自分の視点になかったこと、気づいていなかったことを発見していかなくてはなりませんが、異業種・異部門の方との話し合いで、こうした発見をより深く、より明確に得ることができます。さまざまな業種、部門の方でグループワークを進めていくと、考える際のそもそもの前提や用語の定義が人によって異なっていることもあります。そこで、自らの俯瞰のしかたに気づいたり、これまで自分になっかた捉え方を発見することができます。
また、セミナーでは、異業種・異部門の他の受講者に的確に、わかりやすく話すことも必要です。そのためには、頭の中をよく整理しなくてはならず、その過程を通じて自然とロジカル・シンキングを身につけていきます。
そして、さまざまな業種、さまざまな部門の人の自分とは異なる視点、発想に触れることで、刺激やヒントを得て、クリエイティブ・シンキングが充実していきます。
このように受講者が異業種・異部門の方とグループワークすることで、より効果的に3つの思考法の使い方を身につけていく印象があります。
研修で学んだ思考法を活用して、職場で問題解決を実践してほしい
毎回、受講者からの強い意気込みを感じます。思考法の使い方を身につけ、職場で的確に活用して問題解決をしていきたいという思いです。セミナーで実際に使い方を理解していくと、さらに熱を帯び、活性化していきます。非常に活気があるセミナーになります。
質問をたくさんいただきます。今抱えている実課題について質問をしてくる方もいます。毎回受講生の意欲の高さを感じます。
「クリティカル・シンキング」「ロジカル・シンキング」「クリエイティブ・シンキング」の3つの思考法を身につけ、使えるようになると、どのような問題・課題に対しても解決に向けて考えていくことができます。
3つの思考法をいつでも使えるように身につけておき、問題・課題解決で答えを出したい時にそれらを適宜活用できるようになることを目指して欲しいと思っています。
セミナーの終りには毎回「今回、学んだ思考法を活用して、職場に戻ったあとに問題解決をなんでもいいので実践してください」と申し上げています。職場で問題を見つけたり設定したりして、それに対して思考法を活用して解決につなげる-それがこのセミナーのゴールです。